長く愛着がもてる革製品づくりを目指し、 素材から縫製まで全てにこだわり、知性・誠実さ・アイデアで、 お客様の想いをカタチに一つ一つ丁寧な仕事で作られる メイドインジャパンの革製品
数十年の試行錯誤を行い改良にこぎ着けたシン・コードバン。 牛革などは少量水で濡れた場合、シミや水膨れなどが起きやすいですが、シン・コードバンは特殊コーティングをしているため、多少の水で濡れても乾いた布で拭き取っていただければシミや水膨れなどが防ぐことが可能です。 また強度は牛革の約5倍で、牛革は使うほど柔らかくなり、形状劣化しやすいことに対し、シン・コードバンは革そのものが劣化しづらく硬さも残るのが特徴です。
浅草革物社が作るコートバンシリーズは裏面にもこだわり、小銭を入れる箇所には、高級革靴にも使われるピッグレザー(豚革)を使用しております。 ピッグレザー(豚革)の特徴は牛革よりも薄くて軽く、摩擦にも強く耐久性があり、柔らかい素材なのでコインの衝撃から表地のレザーを守ってくれます。 財布内面には牛革を使用し、カードポケット箇所にアクセントとしてコードバンを差し込むなど、3種の革をそれぞれの特性に合わせて製造しております。
多くのブランドがコスト削減のため、海外生産を行い、大量生産商品を製造する傍ら、年々減少し衰耗する日本の伝統と技法。そんな皮革産業の物造りの伝統を守り、継承していくために少しでも力になれたらと思い、日本製・自社製にこだわり続けており、全て自社の造り手が担っております。